こんにちは!板橋区中板橋駅の近くにある歯医者さん、まるやま歯科クリニックで歯科衛生士をやっております大塚です!
来られる患者様で虫歯を気にされている方が多いです。患者様との会話で、「ここ虫歯になってますね」「え?!ホント?一生懸命磨いてるのに…」と言われる方が結構いらっしゃいます。ということで、今回は歯磨きの観点からお話しようと思います。
歯磨きのタイミングは、食後30分~1時間以内にする。1日1回なら夜に。時間は10分以上かける。ながら磨きはNGですよ。歯磨きに集中して下さい。
○歯磨きの時間・タイミング・持ち方など
食後、口の中は酸性に傾きます。酸が歯を溶かして虫歯になりやすくなります。ダラダラ食いも常に酸性になっているので要注意です!(糖分の入った飲料水をちょこちょこ飲むのも要注意です。)そして時間が経過すると食べかすがプラーク(歯垢とも言います)に変化すると歯にベッタリとくっついて取れにくくなります。プラークの中には虫歯菌や歯周病菌がいっぱいです!なので出来るだけ酸性の時間を短くし、プラークになる前に、どんなに長くても30分~1時間以内に磨くように心がけてみて下さい。歯ブラシをグーで持って力を入れてゴシゴシ磨いていませんか?力はいりません!鉛筆持ちして軽い力で優しく丁寧に1本につき3~5秒かけてみましょう。全部磨くと10分以上はかかります。歯ばかり磨かずに、歯茎よりを磨きましょう。まずは自分の歯磨きが何分かかっているのか時間を計ってみるといいかもしれません。
○自分に合った歯ブラシ種類
ご自分の歯ブラシ、何を使っているかご存知でしょうか?自分に合っているかどうかわからないまま使っていませんか?年齢や口の大きさ、口の中の状態によって歯ブラシの種類が違ってきます。口の中って人それぞれなので、人からすすめられた物が自分に合うかというと、必ずしもそうではありません。口が小さいのにヘッドが大きい歯ブラシを使っていたり、山切りカット(これは磨けない歯ブラシの代表的な物になります)を使っていたり。歯磨き粉も同様です。歯周病が進行しているのに、知覚過敏用や虫歯用を使っていたり。そもそも何を使っているのか把握していない方も…。これからお話するのはあくまで目安ですが。(自分に合うのはどれなのかは歯医者さんに聞くのが1番です。)年齢が若くて歯茎の腫れが少ない方は、ふつうの毛の硬さ。歯茎が赤っぽく腫れていてよく出血がある方は柔らかめがおすすめです。ヘッドの大きさは小回りのきく小さめがおすすめです。大きければ良いというものではありません。山切りカットではなく、まっすぐな面の物を。歯の形は様々です。山切りの形に合う歯ばかりではありません。
どうでしょうか?歯ブラシや歯磨き粉が自分に合っているか。そして磨き方は自己流になっていないか、確認してみて下さい。分からない方は是非歯医者に行ってどれがいいのか聞いてみて下さい。私達専門家が最適な物をご提案させて頂きます。お気軽にご相談下さいね。お待ちしております。